消費税の還付金が安すぎる

消費税を10%に上げる方向で今の政府は動いているようですね。本来であれば今年の10月から消費税を10%にするということが決まっていましたが、去年の4月に上げた消費税8%で景気の落ち込みが激しすぎたことから安倍政権は再来年の4月まで延期することを約束しました。

消費税が上がると駆け込み需要で数ヶ月前からその当月まではかなりの消費が起きますが、その後は消費が落ち込み、経済自体が悪化するというのは多くの人が分かっていたことです。もし、今の段階で消費税を10%に上げたとしたら間違いなく、日本の景気は悪くなっていく一方でしょう。

今日本の景気は横ばい状態で推移しています。本来であれば、2%の成長をするはずだったのですが。世の中そんなに甘くないと言うことでしょう。それに加えて中国の経済状況が先が見えず、もしかしたら世界大恐慌がやってくるかもしれないとまで言われています。

そんな中、消費税増税を議論していること自体がおかしな話です。消費税を10%にしたときには還付金を渡すと言っていますが、その額は年間たったの4000円です。たったこれだけ返ってきても何の役にも立たないという意見が多くあります。

返すのであれば取らなければいいと思うのですが、財務省の官僚がお金を欲しがっているという状況を変えなければ、間違いなく消費税は増税してしまうんでしょうね。